第15話

昔、サダ−ブランディタという求道者があった。

ある日、空中に声があり、

「サダ−ブランディタよ、ただ東に進め。わきめもふらず、ひたすらに東に進め。

必ず誠の師を得て、さとりを得るであろう。
」と教えられた。

彼は大いに喜び、ただまっしぐらに東に進んで道を求めた。

野に伏し、山に眠り、また異国の旅の迫害と屈辱を忍び、ときには身を売って人に仕え、

骨を削る思いをしてその日の糧を得つつ、ようやくまことの師のもとにたどりついて教えを請うた。

悪魔の妨げの手は彼の赴くところ、どこにでも伸びていた。さとりへの道はまことに血を枯らし

骨を削る苦難の旅
であった。

師について教えを受け、尊いことばを記そうと思っても、紙も墨も得ることができない。

彼は刃をとって自分の腕を突き、血を流して師のことばを記した。

このようにして、彼は尊いさとりのことばを得たのであった。



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参考資料 仏教聖典

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