第28話

鉄の錆が鉄からでて鉄をむしばむように、悪は人から出て人をむしばむ。

経があっても読まなければ経の垢、家があっても破れてつくろわないのは家の垢、

身があっても怠るのは身の垢である。

行いの正しくないのは人の垢、もの惜しみは施しの垢、悪はこの世と後の世の垢である。

しかし、これらの垢よりも激しい垢は無明の垢である。

この垢を落とさなければ、人は清らかになることはできない。

恥じる心でなく、烏のようにあつかましく、

他人を傷つけて省みるところのない人の生活は、なしやすい。

謙遜の心があり、敬いを知り、執着を離れ、清らかに行い

智慧明らかな人の生活は、なし難い。

他人の過ちは見やすく、おのれの過ちは見難い。

他人の罪は風のように四方に吹き散らすが、

おのれの罪は、さいころを隠すように隠したがる。

空には鳥や煙や嵐の跡もなく、よこしまな教えにはさとりなく、

すべてのものには永遠ということがない。

そして、さとりの人には動揺がない。



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参考資料 仏教聖典

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