創業明治38年 | 淡路島お線香・お香、製造元 |
淡路梅薫堂 株式会社 -Awaji-Baikundou- |
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報恩・慈悲の心 ヒマラヤ山のふもとの、ある竹やぶに、多くの鳥や獣と一緒に、一羽のおうむが住んでいた。 あるとき、にわかに大風が起こり、竹と竹とが擦れあって火が起こった。 火は風にあおられて、ついに大火となり、鳥も獣も逃げ場を失って鳴き叫んだ。 おうむは、一つには、長い間住居を与えてくれた竹やぶの恩に報いるために、 近くの池に入って翼を水に浸し、空にかけのぼっては滴を燃えさかる火の上にそそぎかけ、 竹やぶの恩を思う心と、限りない慈愛の心で、たゆまずにこれを続けた。 慈悲と献身の心は天界の神を感動させた。神は空から下って来ておうむに語った。 「おまえの心はけなげであるが、この大いなる火を、どうして羽の滴で消すことができよう。」 おうむは答えて言う。「恩を思う心と慈悲の心からしていることが、できないはずはない。わたしはどうしてもやる。 次の生に及んでもやりとおす。」と。 神はおうむの偉大な志にうたれ、力を合わせてこのやぶの火を消し止めた。 相手を思いやる「慈悲の心」があれば仏様も神様もあらゆる場面で協力してくれます。 お線香「慈悲甘茶香」を感謝の心と相手を思う心で供え持て成せば、仏さまに真心が伝わるでしょう。 ○慈悲とは相手の苦を抜き去り楽を与えること 参考資料 仏教聖典 |
創業明治38年 |
淡路島お線香・お香、製造元 |
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