創業明治38年 淡路島お線香・お香、製造元
お線香お香 淡路梅薫堂 淡路梅薫堂 株式会社
-Awaji-Baikundou-



お線香 仏様の喜ぶ好物仏様のご馳走甘茶香。新盆初盆お供えに

仏教豆知識

仏陀とは?
悟りを開いた者。または正しく目覚めた者。全ての人々を悩み・苦しみから救う。

悪人正機説?

悪人とは悪い事をした人では無く、昔、庶民では誰かに教わる場所もない、自分で悟ることの出来ない凡夫を指しました。
親はどれほど多くの子供があっても、その可愛さに変わりがないが、
その中に病める子があれば、親の心はとりわけその子にひかれていく。
降る雨は同じ、仏の大悲の心は同じでも、受ける草木、人によって、異なった恵を得る
自分で悟ることが出来ない悪人、凡夫こそ迷いの世界から救って下さる。

仏陀になる。悟りを開くには?
1つは見返りを求めない、隔てない愛情である慈悲。
一切の執着を捨て、全ての人々を悩み苦しみから救う。
もう一つはあらゆることを知っている智慧を持つこと。
静かな大海に大空の星がすべて映しだすように、仏の智慧の海には全ての人の心の思いや、
その他あらゆるもの(悩み・苦しみなども)
がそのまま現われる。
あらゆる生き物は全て仏になれる仏性をもち合わせている。

悟りを妨げるのは?
富・名誉利欲・快楽・自分自身に執着する。
貪り・怒り・愚かさ。
得ることのできないものを貪って、執着し愛着する貧愛。
愚かな人は過ちを指摘されると、あらためるどころか、過ちを重ねる。
賢い人は反省し、あらため発展する。
うつり変わるもののすがたに眼が開けない無明。

聖徳太子が重視した三宝 仏 法 僧とはなに?
仏は仏陀、お釈迦様のことや如来の事を指します。
法はその教えや内容。
僧はその教えを受けて修行し、正しく伝える者。

三法印 「諸行無常」 「諸法無我」 「涅槃寂静」
仏教思想の根本。
あらゆる存在が生滅変化しうつり変わり、同じ状態に止まっていないことをいう。
この世界のすべての存在や現象には、とらえられるべき実体はない

お釈迦様はどんな仏像を拝んでいたか
仏教の開祖のころは、礼拝の対象として拝む仏像は存在せず
仏像が生まれたのは釈迦の死後数百年後である。
仏像が生まれるまでは、仏足石「ぶっそくせき」(釈迦の足の裏の形を彫り付けた石)
が仏教の表象として用いられました。そこに釈迦がいるという考えからです。
太陽「仏像には」



仏像とは?
仏陀はあらゆる
手だてによって全てのて人々を救おうとします。
仏は大悲の心から限りなく様々に手段をめぐらし(あらゆる姿、いろいろな仏様などに変化し)人々を救います。
仏像はそのお釈迦様が変化した姿の象徴です。

仏教になぜたくさんの宗派があるのか?
お釈迦様(仏陀)は、様々な考えの人々から悩み・苦しみを取る為に、能力に応じて教えを説く「対機説法」をとっていられたからです。
このことから、さまざまな解釈に違いが生じて様々な人々を悩み・苦しみからす救おうと沢山の宗派が生まれました。

お釈迦様の舌は?
仏像ではみえませんが「広長の舌相」を持っていて、三千大千世界をおおうと阿弥陀経には書かれています。

三蔵(さんぞう)とは?
経・律・論である。
経はお釈迦様という仏教を始められた方が説かれたお経。
律はお釈迦様がこれだけは守りなさいと決めた戒律。五戒。
論はお釈迦様がお説きになられた教えに対する解釈・解説。

西遊記に登場する三蔵法師(さんぞうほうし)の物語は現実?
三蔵法師は
唐の時代に仏教発祥の地インドへ旅立ち真の仏教を究めようとし
16年に渡りインドを含む西域諸国を旅し、いろいろなこと情報を持ち帰りました。

お経(このように私は聞いたあるとき仏がどこそこにおいてどのような人々と〜というスタイルになっている)
お経の冒頭に如是我聞あるいは我聞如是とあるのがそうです。
お釈迦様の言ったことを弟子が残したものです。


般若経 大乗仏教の基本哲学である「空」の思想を述べたもの。智慧の完成が悟りの真言であり、無上の真言であり、比べることのできない真言であると説く。
維摩経 門問形式で「空」の思想を説いている。
法華経 仏の慈悲を徹底的に説いたお経。悩み苦しむ全ての人類を救うという釈迦の仏格が明記されている。
仏教の真実の教えはただ一つという「一乗」の思想と、なぜこの世に釈尊が出現したのかの理由を明らかにしている。
釈尊の教化が永遠であること(死んだように見せかけたにすぎず、永遠の命を持っていて、今もこの世にありつづけ仏の教えを説いている)、法華経の功徳などが説かれている。命あるものはかならず成仏できることが説かれている。
華厳経 宇宙の本体としてのびるしゃなぶつを説き、一微塵の中に全宇宙が反映し、一瞬の中に永遠が含まれると説く。信じる事が仏道の根本という考え。
浄土三部経 極楽浄土を賛美し、阿弥陀仏への信仰を説く。釈迦が千二百五十人の弟子に、極楽のすばらしさを語り、その美しい浄土に生まれたいと願うなら、仏を念じて、ひたすら唱えればよいと記されている。
涅槃経 釈尊が入滅前に説いた教義が中心。
大日経 大日如来の大慈悲が中心思想。修行次第で(即身成仏)できると説いている。仏道の心得とその実践方法を説きあかしている。
理趣経 真言宗で朝夕の勤行に読む経典。この世に存在するすべてのものの本性は、清浄であると説く。


空とは?
実体・我がないと考える思想である。
全ての物はそのままで存在しているもの一つもない。
あらゆるものは関係しあって成りたっている。




慈悲(じひ)とは?
すべての者に喜びを与え、そして悲しみ、苦しみを抜きさること。
これが本当にできるのは、人間の歴史を通じていわれてきたように、母親の子供に対する愛情である。
見返りを期待せず、大きな愛情を持って包む事が出来る。
慈とは相手に楽しみを与えること。悲とは相手から苦しみを抜き去ってくれる。
相手と共に喜び、共に悲しんであげる。
お釈迦様は慈悲と智慧を兼ね備えて仏陀になられました。


無明(むみょう)とは?
うつり変わるもののすがたに眼が開けず、因果の道理に暗いことである。
煩悩のために、悟りをひらくことのできないこと。
正しい智慧を持てていない事。


貪愛(とんあい)とは?
得ることのできないものを貪って、執着し愛着することである。


智慧と智恵の違いは?
普通智恵とは物事を利益で判断します。

智慧とは正しい判断力の事で、利益でなくあらゆる現象の背後に存在する真実の姿を見ぬくことが出来る。
静かな大海に大空の星がすべて映しだすように、仏の智慧の海には全ての人の心の思いや、
その他あらゆるもの(悩み・苦しみなども)がそのまま現われる。
この悟りの境地に達するには般若波羅密を実践する。


甘茶香は普通のお線香とどうちがうの?
お線香はご先祖様に香りを供養する、ご自身の汚れを払う意味があります。
お釈迦様(如来)の誕生を祝う甘茶香は、仏様の世界のご馳走を【お釈迦様・如来(仏)・ご先祖様に香りを供養します。】
これからお世話になる浄土の主、如来にどうぞ宜しくお願いしますと丁寧にお供えします。
お釈迦様・ご先祖様への感謝を形にあらわしたものです


食べられないのになぜお供え物を?
ご先祖様は、生きていたときのようにご馳走を食べることはできません。
でもまごころを込めてお供え物を用意した私達の気持ちを味わっていらっしゃるのです。
お供え物は、私達がご先祖様を大切におもてなしする心を、目に見える形であらわしたものなのです。


お線香とお香の違いは?
お線香は仏様に供養するもの。
現在のお香はご自身が楽しむもの。

昔は仏様に香の粉末を燃やして供えていました。
香を線状にして燃やすようになったので線状の香り「線香」です。
火種が要らないので主流になりました。

香りに違いはありません。




ローソクを使うのは?
仏様の来る道を照らし、仏様の帰る道を照らすそうです。
山の送り火などもそのようです。


サンスクリット語とは?
釈尊誕生の地、古代インドの標準文章。中国・日本では梵語(ぼんご)といいます。
卒塔婆(そとうば)の最上部に書かれている文字も梵語です。
お経や色々な仏教言葉は翻約すると意味が解らなくなる事が多く、
梵語をそのまま音写した物が多い。


卒塔婆(そとうば)とは?
昔インドではえらいお坊さんの遺骨等を埋葬し、その上に土を盛りあげ、石でその周りをおおいました。
このお墓は「天と地を結ぶ軸」という意味のステゥーパという言葉で呼ばれていました。
卒塔婆は下から順に宇宙を構成する五大要素と考えられる、「地・水・火・風・空」の梵語の文字が書かれています。
身心が五大要素に還元されるという意味を表し、供養しています。


戒名とは?
あの世での名前です。お釈迦様の仏弟子になった事を表します。


無常?
全てのものは生まれ、滅び変化してうつり変わり同じ状態に止まっているものはないという教え。
今日という日はもう無いので大切に過ごそうと説かれています。


無上(むじょう)・無量(むりょう)?
無上は最上ということ。無量は計り知れないことを表す。


妙(みょう)?
仏教では本来、最高の状態、人間の考えが及ばないほど優れている状態。


お施餓鬼(せがき)はなんのためにするの?
お施餓鬼は【餓鬼に施す】という意味で、自分だけがおなかいっぱいになるのではなく、
みんなで分かちあい、平等に幸福になりますようにとお祈りし、ご法事をつとめること。
これにより、餓鬼道に落ちていた人も苦しみから救われるのです。


不退転(ふたいてん)とはなに?
怠らず、しりぞくことなくすでに得た悟りや功徳、その地位などを失わず仏道修行をすること。
どんな苦労や妨げにもまけまいこと。


光明(こうみょう)とは?
あかるい光。希望。阿弥陀如来の広大な慈悲を、あます所なく照らす光にたとえた語。
仏・菩薩の智恵を象徴し、仏・菩薩の光明は迷妄の闇を破り、仏法(真理)を表してくれる。
光明には2種類あり智光(智恵そのものの威光)身光(智恵が具体的に現れた状態)
仏像の背後に見える後光(ごこう)は光明のこと。


仏舎利(ぶっしゃり)とは?
釈迦・仏陀の骨のこと。それをまつるのが仏舎利塔(ぶつしゃりとう)。


甘露(かんろ)とは?
世界の中央にそびえる須弥山(しゅみせん)の頂上から降ってくる甘味な霊薬で、これを飲めば苦悩が去り、
長寿を得、死者を復活させることが出来るとされていました。


灯篭(とうろう)とは
かつてインドの僧侶達は、夜、裸火のもとで読経に励みました。


即身成仏義(そくしんじょうぶつぎ)とは?
人間が仏の力によって生きたままで仏になること。


涅槃(ねはん)とは?
一切の迷いを離れた不生不滅の悟りの境地。


破魔矢(はまや)とは?
仏教では悪魔を破砕し、煩悩を断つことを破魔と呼び、これがのちに悪魔をやっつける武器である矢が
破魔矢として魔除けとして珍重されるようになりました。


節分(せつぶん)とは?
節分に豆を投げるのは鬼が豆を嫌いとか豆で目を潰すとかいわれますが、
豆が魔目、魔滅に通じることから、縁起が良いという事で広がりました。


お彼岸(ひがん)とは?
日本独自の行事で向こう岸に渡る、涅槃の世界を意味します。
この迷いのである現実の世界から、の悟りの岸である仏の世界へと渡してくれる実践行。
煩悩のある迷いのこの世界から極楽である彼岸にたどりつく為、六波羅密(ろくはらみつ)を実践します。


菩薩とは?
将来仏になりうるもの。悟りを求める修行者のこと。
私達も菩薩です。

六波羅蜜(ろくはらみつ)とは?
菩薩になる。悟りを開くための修行方法です。

(1)布施波羅密(ふせはらみつ)。2つあります。施しをする。
法施
お寺様が精神的な施しや正しい教えを施してくれる。
財施
檀家さんが物質的な施しをする。




(2)持戒波羅密(じかいはらみつ)戒律を守る。
五戒(ごかい)。
不殺生戒(ふせつしょうかい) 生き物を殺してはいけない
不邪淫戒(ふじゃいんかい) 間違った男女関係をしてはいけない。
不偸盗戒(ふちゅうとうかい) 盗みをしてはいけない。
不妄語戒(ふもうごかい) 嘘をついてはいけない。
不飲酒戒(ふおんじゅかい) 酒をのんではいけない。


(3)忍辱波羅密(にんにくはらみつ)
耐え忍ぶ、我慢をするということ。すぐに怒ってはいけない、すぐに腹を立ててはいけない。


(4)精進波羅密(しょうじんはらみつ)
努力をしなさい。精根込めて励む。

(5)禅定波羅密(ぜんじょうはらみつ)
精神統一。いまやっていることに集中しなさい。

(6)般若波羅密(はんにゃはらみつ)
正しい知恵を身に付け、正しい洞察力で正しい判断を真実を見極めなさい。

無財の七施(むざいのしちせ)とは?
一銭もかからない布施のこと。
眼施(がんせ)優しい目。
和顔施(わがんせ)豊かな表情。
言辞施(ごんじせ)丁寧な言葉遣い。
身施(しんせ)礼儀正しい。
心施(しんせ)思いやり、優しい心。
床座施(しょうざせ)席を譲るなど人の心がよく判る。
房舎施(ぼうしゃせ)気持ち良いもてなし。

六道輪廻とは?
六つの世界、一番下が地獄。
その次が餓鬼。水や食べ物が消えてしまいます。
その次が畜生。食べることと子孫を作ることだけに生きる生き物。
その次が阿修羅。この世界に墜ちると一生の間誰かと戦う。闘争好きな生き物。
その次が人間界。煩悩の世界。
その次が天の世界、天上界。
この六つの世界を生まれ変わり、死に変わりします。この六つの世界は迷いの世界であり仏教ではこの世界を
超える、悟りの世界(仏の世界)に渡ることが目的です。
なんとかして六道から抜け出したい。それを解脱(げだつ)といいます。


三途の河?
この世とあの世の間には河があり河を渡るときに善人は橋を通り、
罪人は河の中に入って渡らないといけない。罪の軽い者は浅瀬、重罪の者は濁流の深みを渡る。
三途の川の由来は、3通りの渡り方からきている。

悟りの世界には?
声聞界(しょうもんかい)、縁覚界(えんがくかい)菩薩界(ぼさつかい)仏界(ぶっかい)
があるようです。

地獄には?全部で百三十六ある。

八熱地獄(はちねつじごく)
等活地獄(とうかつじごく)生き物を殺した物が落ちる。鉄棒で殴られ、刀で切り刻まれ、死んでも死んでも生き返るのでずっと続く。
衆合地獄(しゅごうじごく)殺生、盗み、邪淫を犯した人間が落ちる。
叫喚地獄(きようかんじごく)殺生、盗み、邪淫のほか、飲酒の罪を犯した者がおちる。獄卒は、背が高く、手足が長く、恐ろしい赤鬼。逃げる罪人を捕まえては鉄の鍋に投げ込んで煮たり、煮えたぎる汁を口に流し込んだりする。
大叫喚地獄(だいきようかんじごく)叫喚地獄に加えて嘘つきの罪を犯した者がおちる。刑の内容は同じでも苦痛は10倍。
焦熱地獄(しょうねつじごく)この地獄の熱さは、今までの熱さが雪のように冷たく感じられるくらいすさまじい。ほんの豆粒くらいの火を人間世界に持ち帰ると一瞬のうちに大地を燃え尽くしてしまうとされている。ここにおとされるのは殺生、盗み、邪淫のほか、飲酒、虚言のほかに仏教を否定するという罪が加わった者。熱い熱い鉄の上で焼かれ、紙のように薄く延ばされるとか。
大焦熱地獄(だいしょうねつじごく)焦熱地獄よりも10倍苦痛が重くさらに刑期も長い。
無間地獄(むげんじごく)大焦熱地獄より千倍の苦痛で最大の地獄。ここにおちる罪人は五逆罪(父を殺す、母を殺す、徳のある仏弟子を殺す、仏教教団を分裂させる、仏に危害を加えて血を流させる)を犯した者。さらに寺や塔を壊したり、仏像を焼いたりする者も該当する。
阿鼻地獄(あびじごく)現世で五逆などの最悪の大罪を犯した物が落ちる地獄。阿鼻叫喚(あびきょうかん)阿鼻地獄に陥った者の泣き叫ぶさまから、非常な惨苦に陥って、号泣きし救いを求めるさま。

八寒地獄(はっかんじごく)
アブダ地獄 厳しい寒さのために、体中にぶつぶつができる。
ニラブタ地獄 さらに寒く、ぶつぶつがつぶれる苦痛が加わる。
アタタ地獄 あまりの寒さに声も出ず、ただ舌だけが「アタタ」と悲鳴をあげるからこの名前がつけられた。
アババ地獄 「アババ」と悲鳴をあげるほどの寒い地獄。
フフバ地獄 のどが震えて「フフバ」と発する地獄。
ウバラ地獄 ウバラとは青蓮華のことで寒さのために身が裂けて、青蓮華のようになる地獄。
パドマ地獄 パドマは紅蓮華のこと。裂けた体がめくれて真紅に。
マカパドマ地獄 真紅になった体がついにはバラバラになって白骨と化す。別名白蓮華地獄。

火の車とは?
地獄には火の燃えている車があり、罪の亡者は、この車に乗せられ最下の地獄に送り込まれる
ようです。ここから生活苦、経済状態が苦しく落ちていくことを表すようになりました。

なぜ人間が亡くなると北枕にするのか?
お釈迦様が80歳で亡くなるとき、サーラーという木の林の中に横たわり頭を北に向け
亡くなられたからです。そのときの姿を涅槃像という。

蓮華(れんげ)とは?
この蓮が仏教と結びついたのは、釈尊の誕生の際、蓮の花が開いてその瞬間の到来を告げたことが
起源になっています。蓮は泥の中でも美しい花を開かせる、清らかに生きる人間のあるべき姿に例えられた。
仏教徒は極楽では目連の母と同じく、蓮の上に生まれ変わるといいます。

迦楼羅(かるら)とは?
インド神話に登場する鳥で、その鳥は竜を食べ、仏法を守護しているもので、
美しい黄金の羽を持っているので、金翅鳥(こんじきちょう)とも呼ばれます。

なぜ龍がよくお寺で描かれているのか?
日本には中国をえて、仏教が伝わりました。
中国では龍は神聖な雨を降らせる生物とされていたので、
法の雨を降らすとされ、描かれる。

浄土とは?
仏、菩薩のいる世界。迷いの無い世界。密教では密厳(みつごん)浄土、
浄土系では阿弥陀如来の造った国土、西方極楽浄土。日蓮系では霊山(りょうぜん)浄土へ導くことが主眼とされています。
釈迦が霊鷲山(りょうじゅせん)で法華経を説かれたことからこの山が釈迦仏の浄土とされ霊山浄土とされた。
涅槃の世界です。

浄土は様々な景色を描かれますが、本来あるべき人の心である。

遺体の唇をなぜ水でぬらすのか?
これは、お釈迦様が入滅直前に弟子の阿難にのどが渇いた、水がほしいといわれたことから、
水で人の渇きをいやし、最後のはなむけとして始まりました。


通夜は釈尊入滅後、阿難などの諸弟子がこれを行ったことに由来するといわれており、
悪霊や魔物から死者を守るため、一晩中、中火を燃やし過ごしたのが始まりです。
現在では渦巻線香に火をともす所もあります。

迎え火の意味と行う方法は?

年に一度お帰りになるご先祖様が道に迷ったりしないよう、目じるしのために庭先や玄関先で焚きます。

お墓参りをしてきた場合
 玄関等の前で、ほうろくの上でおがらを焚きその上を外からまたいで中にはいる。
お墓参りをして来ない場合 上記と同じようにするか、玄関又は門の前で内側から外にむけて行う。

韋駄天(いだてん)とは?
もともとバラモン教の神で、僧や寺院に取り入れられ僧や寺院を守る神となりました。
あるとき足の速い悪鬼が釈迦の遺骨を奪い逃げたとき、韋駄天が追いかけて取り戻し、
足の速い代名詞になりました。

鬼子母神?
五百人の子を持ちそれにもかかわらず他人の子を奪っては食べた。釈尊は鬼子母神の最愛の末子を隠し、これをいさめた。
更生した鬼子母神は他人の子供の代わりに人の味がすると言われるザクロを食べると誓い更生し、子供の神様になりました。



以心伝心(いしんでんしん)とは?
あるとき釈迦が弟子に「私は、宇宙の真実を明らかにする智恵がある。
だがそれは定まったすがたをもたない。微妙な智恵であり、文字や言葉では表現できない」と
説かれ心から心へと伝えられるものだと語った。
こうした精神は特に禅宗において重視されているようです。

平等とは?
釈迦は、宇宙の本質は空でありいっさいの存在は平等であると考え
釈迦が平等観を打ち出しました。
生まれは問うなかれ、行いを問えと言われた。

釈迦力(しゃかりき)とは?

仏教の開祖であるお釈迦様の力は絶大である。
こうした力を持ち衆生を救うため、脇目もふらず頑張る。
これに例え「釈迦力に働く」など言われるようになりました。

なぜお坊さんは頭を剃るのか?
釈迦が自らの刀で自らの髪を切り、人々とともに苦から解脱することを誓い髪やひげを剃ったのが始まり。
日本では浄土真宗のお坊さんは形式よりも精神を重んじるという考え方から髪を剃ることにはこだわっていません。


お寺の入り口になぜ仁王様(におうさま)または金剛力士像(こんごうりきしぞう)が立っているのか?

金剛様の智恵が煩悩を打破するようにと、仏を安置する聖域守護の為門前に設けられるようになりました。
金剛様は2尊で、1尊と考えられ一体が口を開け、一体は口を閉じ「あ」から「ん」まですべての存在があることを表す。
「阿吽の呼吸」と言う言葉はここから生まれる。
また聖域守護のため、「ん」の一体が防ぎ「あ」の一体は吐き出すともいわれます。

三重の塔や五重の塔はなに?
塔の起源はインドのストューパ「梵語で卒塔婆(そとうば)仏陀の骨を安置する所」である。
塔の一番上に「宝珠」(ほうじゅ)という所がありお釈迦様の骨である仏舎利が納められている。
塔は仏の教えを記念して建てられたものを全て塔と呼ぶ。
これをまねて作られたのが墓石です。仏舎利塔に起源を求めることができます。

なぜ仏は金色なのか?
古くからインドでは金は貴重とされ、仏の世界は光明に照らされ金色に輝くとされていた。
世界最大の金の仏像はタイ・バンコクの寺院にあるもので、高さ2メートル、重さ2トン。

お釈迦様の誕生を祝う花祭りになぜ白い象に乗っているのか?
象はインドでは聖獣とされ、特に重んじられている。
光明を放った白い象が母の胎内に入ったあと妊娠されたという話からです。

成道会(じょうどえ)
お釈迦様が悟りを開かれた日。

涅槃会(ねはんえ)
お釈迦様が一切の迷いを離れられた、不生・不滅の悟りの境地に入られた日。



苦楽中道(くらくちゅうどう)
釈尊の教えで、苦行と快楽の極端に偏らず、真理に合った道、目的にかなった道を進む。

業(ごう)?
行為は必ず善悪・苦楽の果報をもたらす。善い行為を繰り返し、積み重ねれば、
その影響力が未来に及んで作用すると考えられている。
行動・言葉・心

正・像・末の3時?
正は正法。釈尊が亡くなってから千年間。
釈尊の説いた教えがあり正しく実践する修行者がいる。修行の成果である証(悟り)が得られる。
像は像法。正法が終わってから千年間。釈尊の教えを実践するものはいるが、満足な証が得られない。
末は末法。像法が終わってから一万年続くとされ、教えだけが残り修行者もいないし証も得られない。
末法が尽きると
最後は法滅。教えさえ聞かれなくなる。
キリスト教の終末観は、世の終わりにイエス・キリストが神と共に現れ全人類を裁く。「最後の審判」

日蓮さん?
西方極楽浄土はありえもしない世界、仏は悪世末法の為「法華経」を説かれた。
「法華経」を信仰する人々が住むところは、どこでもみな浄土。娑婆即浄土(しゃばそくじょうど)を説かれました。

法然さん?
平安時代から鎌倉時代に浄土宗を開いた。
誰でも極楽浄土の主である阿弥陀仏により西方極楽浄土に往生できる。

親鸞さん?
法然の弟子である親鸞は浄土真宗を開いた。
形式より、精神を重んじる。
阿弥陀様に帰依したときに、仏様になることは約束されているので、
南無阿弥陀仏と仏様に成るためではなく、感謝で唱える

僧の修行に欠かせないことは?
一に掃除、二に勤行、三に学問。

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