親鸞さまへ仏様の好物「甘茶香」で感謝をする… |
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浄土真宗では亡くなったその日からご進物の表書きは【御仏前】で良いそう。 阿弥陀様が御来迎して極楽浄土へ導いてくれる。 故人は今、仏様… ただ何も考えず供えることや、生前の好物もいいですが、思いやりを伸ばして後生(仏として生まれた後)、仏様の好物のおもてなしもいい 。 天上界の中央、須弥山から降り注ぐ甘露(甘茶)は喜ばれる仏様のご馳走 御先祖様の【誕生日】を、今はもうお祝いしないですが… 今は仏様としてお生まれになられた日【誕生日】を祥月命日(ショウツキメイニチ)といい、知恩報徳(ご恩を知り、ご恩に報いたいと思う)、感謝しておもてなしをする。 私がした… 私が成し遂げた… 誰しも他の力がなければ成り立たず、御先祖様がいたから…… お釈迦様がいたから… と他のお蔭さまの闇を照らしてご恩を発見する生活を営む。 全ての始まりはお釈迦さまのお蔭さまなので、総本山では感謝を形に現し、潅仏会(花祭り)では甘茶を濯ぐ行いで「外」を清める。 甘茶のお下がりで「内」を清める。 お清めになる。 感謝の心は形を求め、形は心を進める… 門徒もの知らず… 烏合の衆… などいわれた時代もあったそうですが、豊かに学ぶ事ができる今、 報恩講は浄土真宗の御教えを明らかにして下さった宗祖・親鸞聖人の法要。 浄土真宗では戒律を守る【戒名】のかわりに、お釈迦様とその教えと僧侶【仏・法・僧】に帰依し、真宗門徒として歩んでいこうとする人が頂く名を【法名】という。 浄土真宗はお釈迦様の教え【仏法】にしたがって生きて歩んでいきます。 西本願寺(浄土真宗) 教義=阿弥陀如来の本願力によって信心にめぐまれ、念仏を申す人生を歩み、この世の縁が尽きるとき浄土に生まれて仏となり、迷いの世に還って人々を教化する。 生活=親鸞聖人の教えにみちびかれて、阿弥陀如来のみ心を聞き、念仏を称えつつ、つねに身をふりかえり、慚愧(自分の言動を反省して恥ずかしく思うこと)。と歓喜(説法を聞いたり、仏の功徳を見たりして、信心を得て非常によろこぶこと)のうちに、現世祈祷などにたよることなく、御恩報謝の生活を送る。 愚者の自覚。疑いの心が仏法の場へ進ませるというけれど… 蓮如さまは「たのむ」ことの大切さ、私の自力のはからい、阿弥陀様への請い求める心、疑いの心が一切いらないということ、すべておまかせすることをお教え下さっておりますと書いてある(東本願寺)。
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(お線香お香/淡路梅薫堂最初の画面へ) | ||||||||||
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